歓送迎会の季節がやってきました。歓送迎会の幹事を任された時、一番気を使うのは挨拶のところではないでしょうか。歓送迎会といったらお偉方も出ると思うので、「頼む人を間違えて失礼なことになったりしないか」と心配になったりはしませんか?では誰に頼むのが一番いいのでしょうか?今回は歓送迎会の挨拶の中の乾杯の挨拶に特記して誰に頼むのがいいかを調べてみましたので紹介します。

 歓送迎会における乾杯の意義

乾杯の挨拶は歓迎する方への激励、送別する方への感謝・お礼をすることにあります。

乾杯の音頭は、歓送迎会に出席している全員でお酒などを一気に飲み(飲めなくても口につけるぐらいはしましょう)出席者の一体感を高め、その後の会食や歓談を盛り上げる役割があります。

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挨拶のお願いをする時のマナー

事前にお願いする

もしも歓送迎会の中で乾杯の挨拶の指名を突然受けると、その方は話す内容など何も準備してないので焦ってしまいますよね。

歓送迎会の日取りや場所が決まったら、事前にその報告とともに挨拶の依頼をするのがマナーとして大切です。

本来は直接お願いするのがマナーですが、相手は役職のある方ですので忙しくて直接というのは難しいこともありますので、速やかにメールを使ってもいいと思います。

その際はメールに「直接お会いしてお願いすべきことですが、お忙しいことと思い、失礼ですがメールにてお願い申し上げた次第でございます。」などの一文を入れておくとよいです。

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乾杯の挨拶は誰がする?

普通の飲み会だとの幹事や年長の方やノリがいい人がやってるイメージがありますよね。

誰でもいいような気もしますが、歓送迎会はそれなりに儀式的ところもあるので、失礼のないよう常識的な人選が必要です。

歓送迎会の挨拶で幹事や歓送迎される側以外で挨拶をするのは

1,はじめの挨拶

2,乾杯の挨拶

3,締めの挨拶

の挨拶があり、歓送迎会に出席している役職がある方にお願いしていきます。

乾杯の挨拶は誰に頼むべきか

基本的には、

1は歓送別会に出席している一番役職が高い方にお願いします

3は2番めに役職が高い方にお願いします

2の乾杯の挨拶は誰に頼めばいいのでしょうか?

一般的には、出席者の中で2番めに役職が高い人(3人以上役職がある方がいる場合は3番目)にお願いしているケース多いようです。

役職がる方が複数人出席の場合に3番目の方にお願いする理由としては、はじめの挨拶と締めの挨拶は比較的時間も長く、重要度が高いため役職上位の順になり、乾杯の挨拶は時間も短く重要度として3番めになると思われるため。

ちなみに同じ役職の方が複数人いる場合は、年齢が上の方や勤続年数が長い方にお願いします。もしも年齢が上だけど勤続年数が短いや、社内の力関係とかで判断が難しい場合は直属の上司に相談した方がいいでしょう。

歓送迎会が小規模であったり、ざっくばらんな社風の会社だと、幹事がしたり、1のはじめの挨拶をした方が、そのまま乾杯の挨拶を行っていることもあります。

依頼をする際の注意点

主賓である歓送迎される方の挨拶に時間を取りたいということ。また乾杯の挨拶(音頭)はその後の歓談(食事)につながるのでリズムよく進むのがベストです。

そのために、挨拶を依頼する方には話は短めにしていただけるようにお願いしましょう。(2,3分程度ぐらいと時間を指定すると配慮いただけるかもしれません)

 
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おわりに

乾杯の挨拶を誰に頼むかなどを紹介しましたが、あくまで一般的なケースということで紹介しました。

歓送迎会には会社ごとに社風や習慣などもあるので、まず挨拶をお願いするリストを作って実際に依頼する前に、直属の上司に依頼先はその方でいいか確認するのがいいのではないでしょうか。もし独断で決めて依頼をしなかった役職のある方の面子を潰したりしまっては大変です。

幹事を任されるのは大変ですが、ぜひ成功させて新任者や転出者のために素敵な歓送迎会にして下さいね。