身内が就職活動の結果、見事に会社・企業から内定をもらい就職することができました。就職難だと言われている中で何十社も書類を送り、面接をして内定を勝ち取ることができたことは嬉しいですよね。学生から社会人になるのは一生に一度だけなので、これからの頑張りとおめでとうという気持ちを込めて就職祝いを贈りたいと思いますが、包む金額の相場っていくら位なのでしょう?

甥・姪・孫・親戚・兄弟・いとこなど身内によっても違うのかどうか、周りの人に聞いたり、調べてみた結果をまとめました。

就職祝いを贈るのは3親等までが多い

就職祝いを贈るのは身内だけに送ることが大半のようです。子供や兄弟に贈ることがもっとも多いようですが、贈る対象としているのが3親等までが多いようです。エクセルで3親等の繋がりを図にしてみました。親等ごとにまとめてみると、

1親等・・・実父・実母・義父・義母

2親等・・・兄弟姉妹義理兄弟姉妹・祖父・祖母

3親等・・・おじ・おば・甥(おい)姪(めい)

1親等から3親等までをみると結構な人数がいるように思いますが、就職祝いをあげる対象となるのは、兄弟姉妹・義理兄弟姉妹・甥・姪となりますね。

この他にもいとこにも就職祝いをするということもあります。

※いとことは、4親等の親族にあたり、自分からみておじ・おばの子供たちが該当します。

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就職祝いの金額相場

就職したときに贈る「就職祝い」に包む相場が分からないことが多いですよね。気持ちとは言え、あまりにも少ないと申し訳ないし、多すぎてもいけないかなぁと思ってしまいます。就職祝いの相場を知っておくことで、1つの目安となり金額の設定がしやすくなりますよね。

贈る相手と贈り手別 就職祝い金額の相場
贈る相手 兄弟・姉妹へ 20,000円~30,000円
自身の子供へ 30,000円
姪(めい)・甥(おい)へ 10,000円~20,000円
それ以外の親戚へ 10,000円
贈り手の年代 祖父母から 30,000円~50,000円
60代 30,000円~40,000円
50代 20,000円~30,000円
40代 20,000円
30代 10,000円~20,000円
20代 10,000円

調べていたら、贈る相手別だけでなく、贈るほうの年齢別でも相場があるようでしたので一緒に一覧表にまとめてみました。

贈る相手別のときは、兄弟姉妹や自分の子供と近い家族への就職祝いは高く、姪や甥・親戚になると金額を下げる傾向にありますね。これは、贈り手の年代別で見ても同じことが言え、収入が多いであろう年代のほうが多く就職祝いを包んでいることが分かります。

これは、あくまでも目安としての金額です。多かったり、少なかったりすることはありますので、懐具合や就職するにあたってスーツやビジネスカバン、名刺入れ、手帳、ネクタイ、時計など必要なビジネスアイテムを購入する資金として渡すのであれば、少し高めになるかと思います。

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身内に就職祝いを渡すタイミング

就職祝いを準備する時期や渡すタイミングはいつがいいのだろうと思いますよね。就職祝いを渡すタイミングのマナーがあるのか調べてみました。

【渡すタイミングは4つ】

・内定が出たあと
・初出勤の2週間前までに
・入社日
・入社後

渡すタイミングとしては、この4つがあります。内定が出た時期が早いときは渡すには早いかも知れません。でも、内定をもらい就職する会社が決まったときには早めにビジネスアイテムを買い揃える必要があります。

就職を控えた本人からしたら、就職祝いをもらえるなら早く欲しいと思っています。というのも、買い揃えないといけないものが多いし、結構な出費になるからです。スーツは1着ではなく2着・3着と買わないといけませんし、それに合わせて下着、シャツ、ネクタイ、靴下、靴なども買わないといけません。ビジネスカバンや手帳、時計なども必要になってきます。

初出勤の2週間前までには就職祝いを渡したほうがタイミングとしてはいいと思います。

 
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あとがき

自分の子供には就職祝いをあげるけど甥や姪などには渡さないということも多いです。というのも、結局はお祝いをあげたり、もらったりするのであれば一緒だから無しにしましょうとしているところも多いようです。

これも1つの考え方ですし、その家庭のマナーだと思いますが、私個人としては就職し新社会人として新たな人生を歩んでいく、人生の中でも大きな節目でもありますのでお祝いをしてあげたいと思います。

学生の頃とは違い、社会人になるとまた色々なことがあり、人としてさらに大きく成長していくことを期待し、願いを込めてお祝いを贈ってあげたいものですね。