就職活動で内定をもらうことができ就職先企業・会社が決まったときに贈る就職祝い。就職祝いとして現金を渡すのではなく、ビジネスカバンや手帳などの新社会人として実用的な品物をプレゼントするケースも多いようですが、友人や知人・会社関係の人のお子さんが就職したときの就職祝い金の相場について調べてみましたのでお伝えします。

就職祝いを友人・知人などに贈るケースとは?

就職祝いを贈ることが多いのは身内にあたる3親等までの親族間が多いようです。でも、親しい間柄の友人や知人、または会社での付き合いのある上司や取引先の人の子供が就職したときにもお祝いを包むことがあります。私の場合は、家族ぐるみでお付き合いをさせてもらっている人の子供が就職したときに贈ることが多いです。

会社の上司のお子さんが就職したときにもお渡ししています。胡麻をするということではなく、いつもお世話になっているという感謝の気持ちとおめでとうございますというお祝いの気持ちを表す意味でお渡ししています。

また、就職祝いを贈る相手は見極めたほうがいいと感じます。というのも、お返しは不要ですと言いますが、お返してして頂く人がほとんどなので負担にならないようにしないといけませんし、お祝い金に対して少ないと文句を言うような人もいます。誰からは、いくらだったのに、あの人からはいくらで少なかったと言いふらす人も中にはいます。

就職祝いを贈るときには、親しい間柄の人だけにしておくのば無難だと思います。または、お祝いの言葉だけにしておくとかにするとかですね。

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友人・知人に贈る就職祝いの相場

贈る相手と贈り手別 就職祝い 金額の相場
贈る相手 友人 5,000円~10,000円
知人 5,000円~10,000円
上司 5,000円~10,000円
取引先 5,000円~10,000円
贈り手の年代 60代 5,000円~10,000円
50代 5,000円~10,000円
40代 5,000円~10,000円
30代 5,000円
20代 5,000円

友人や知人・会社の上司や取引先の人の子供に就職祝いを贈るときの相場は5,000円~10,000円となっています。相手の負担を考えた金額になっている感じがしますね。現金で渡すケースが多いようですが、ギフト券や図書カードなどを贈るケースもあるようです。

贈るほうの年代別で見ても、5,000円が大半です。年齢が高くなり、役職が高い人になってくると10,000円を包むということもありますが、それ以上を就職祝いで包むことは少ないようです。

縁起を担ぐという意味で、就職祝いを渡すときには「4」と「9」が付く金額は避けるようにします。縁起が良くないことを連想させる数字は使いません。

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友人・知人への就職祝いの心遣い

私が就職祝いを渡すときに気を使っているというか、マナーとしてしていることがあります。それは、包むお札は「新札」にするということです。使い古されたクシャクシャのお札よりも、折り目が無い新札を渡すことで、学生から社会人となる新たな気持ちとピンとまっすぐに物事と向き合い成長していって欲しいという願いを込めて新札で渡すようにしています。

もらったほうは「新札だ」と思うだけかも知れませんが、ピン札で渡す意味というのがあるということを働いていく中で分かったときに、就職祝いでもらったお祝い金が新札だったのは「こういう意味だったのかな」と気付いてもらえたら嬉しいですね。

 
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あとがき

友人や知人への就職祝いを贈るケースは少ないと思います。ほとんどの人が贈らないと思いますが、やっぱり親しい間柄の友人や知人には、社会人になっても頑張って欲しいし、活躍して欲しいと思います。それに、別の会社・企業に就職することになるので、これからの付き合いも含めて就職祝いをしたいと思う人にしています。

働きはじめてからは、部所の上司や先輩には色々とお世話になることが多いです。飲み会に行って、私が全てを支払うというケースは少ないので、日々の感謝の気持ちと一緒にお渡しするようにしています。

上司や先輩もそうですが、取引先の人の中でも会社以外で付き合いのある人がいるときには、就職祝いを渡したほうがいいか判断したほうがいいと考えています。就職祝いを変な意味で捉えず、その後の付き合い方が変わらない人であればお祝い金の相場程度を包んでお渡しするといいと思います。それが、今後の個人的な付き合いを円滑にすることもあります。