社会人として働くには、ビジネスの場にあったふさわしい身なりや身だしなみが必要になります。特に新社会人としてはじめて働き始める人にとっては、第一印象で良い印象を持ってもらえるかどうかが決まると言っても過言ではありません。服装を含めた髪型・メイク・アクセサリー・靴の身なりや仕事場にふさわしくない身だしなみについてお伝えしたいと思います。

第一印象がとても大事!

見た目というのはとても大事です。これは、女性だけでなく男性も同じことが言えますが、今回は女性の服装や髪型などの身なりと香水やマニキュアなどの身だしなみについてお伝えします。就業規則に服装や身だしなみについて細かく書かれていることは少ないと思います。通常は「ふさわしい服装」としていることが多いです。

クールビズとウォームビズで環境対策などを目的にした軽装化を国が進めていて、ビジネスシーンでもカジュアル感のある服装でも良いとする会社・企業は増えています。それでも、普段着のようなラフな格好ではなくある程度ビジネスウーマンとしての格好は求められます。働く業種・業界によっても違いますが、一般的な会社で働く人は身なりや身だしなみに気をつけてるといいです。

ビジネスに向いている身なりや身だしなみは、よい印象を与え好感度がアップしますし、話しやすい印象を持たれることで継続的にアポイントを取ることにもつながっていきます。

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女性にふさわしい身だしなみ

女性はオシャレをするところが男性よりも多いです。ここでは髪型・メイク・服装・スカート・靴・アクセサリーの6つのポイントに絞ってお伝えします。

髪型

長過ぎる髪、顔に掛かる髪、ボサボサな髪だと相手に不快な印象を与えてしまいます。年齢に関係なく大切なポイントとしては、

・清潔感があること
・シンプルかつ自然な髪型
・年齢相応の髪型

以上の3つのことに気を付けるだけで好印象を与えることができます。清潔感を出すなら、おでこ・耳・あごのライン(フェイスライン)・首元を出すことで顔全体がすっきりとした印象になり、明るく清潔感を感じさせます。

メイク

濃いメイクは相応しくありませんが、ノーメイクというのもNGです。ナチュラルなメイクがいいです。

・年齢にあったメイク
・ノーメイクや薄過ぎるメイクは手抜き、ずぼらな印象に
・目の印象は優しさを出す

アイシャドウやアイライナー、マスカラなどで目ヂカラ強調したり、目を大きく見せようとしている人がいますが、きつい印象を与えてしまうことになり兼ねませんので、優しい印象にすることが重要です。

服装

服装は動きやすく、仕事に相応しいスーツなどを選びます。色は黒・グレー・ベージュ・ネイビーなどの無難な色がおすすめです。選ぶポイントとしては、

・清潔感
・仕事がしやすい、動きやすい
・シンプルなデザイン

髪型同様に清潔感を感じさせる服装がいいです。何年も同じスーツを着ていて、シワになっていたり、生地が薄くなっていたり、テカテカになっている服装をしている人がいますが、定期的に買い換える必要があります。

ジャケットの丈の長さはヒップの真ん中あたりのものを選び、短すぎるとカジュアルになり過ぎてしまいます。インナーの色は無地かストライプが好まれますが、薄いピンクやブルーなどでもいいです。襟周りはシンプルなフリルが付いている派手なものは避けておいたほうが無難です。

スカート

スカート丈はひざ丈くらいが丁度良いです。短すぎると良くありませんので、営業などで歩き回ることが多いときはパンススーツにすると良いです。営業ならパンツスタイルで活動的な印象を与えるもいいですが、受付など社内での来客対応や店舗でのお客さま対応のときはタイトスカートがベストです。

スカートの色は黒・グレー・ネイビー・白・ベージュで、柄は無しかストライプ・千鳥格子・チェック柄がいいです。

・ひざ丈くらいが良い
・パンツスタイルでも良い
・スカートならタイトスカートがベスト
・色はブラック、ホワイト、ネイビー、ベージュ
・柄は無し、ストライプ・千鳥格子・チェック柄

アクセサリー

アクセサリーは小さめのものにします。ピアスやイヤリングは小さめのものを選びます。ネックレスも派手でない、シンプルなものにし、指輪は片手に1個までにしてブレスレットや時計など腕にするのは2個程度にしておきましょう。

・ピアスやイヤリングは小さめのもの
・ネックレスはシンプルに
・指輪は片手に1個
・腕にはブレスレットと時計など2個まで

黒の5cm位のローヒールのパンプスにするといいです。ヒールの高いピンヒールや、カジュアル過ぎるサンダル・ミュール・スニーカーは相応しくありませんので履きません。デザインに凝った派手なものやカラフルなものは避けます。

・ヒールの高さは5cm位まで
・靴の色は黒がベスト

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女性に相応しくない身だしなみ

仕事をする上で、相応しい服装を心掛ける必要があります。上記でもお伝えしたように、第一印象はとても大切な要素になります。女性は、香水やマニキュアなどオシャレをするところが多くありますが、派手にならないように注意しましょう。

派手なマニキュア

ネイルサロンやネイルアートを仕事とする人は、自分の指を綺麗にしてアピールすることは必要ですが、一般的な会社で働くときには、落ち着いた色合いや柄にしておきます。指先というのは、目につきやすい場所なので、マニキュアがはげていたりすると印象が悪いです。薄いピンクや透明のマニキュアを塗っておくといいです。

香りの強い香水

香りの強い香水は避けましょう。オフィス内で、他の人の迷惑になります。自分はいいニオイだからと思っていても、周りの人は苦手だったり、不快に思うことがありますので、ほのかに香る程度にしておきます。

派手な服装やおしゃれ

私は最先端のファッションが好きと奇抜な衣類や高価なブランド服、フリフリのカントリー服、網タイツなどは可愛いとかオシャレだとしてもビジネスシーンには相応しくありません。

ラフな洋服・衣類

ジーンズにサンダル、半袖に半ズボン、タンクトップにミニ・スカート、レギンスなど家着や普段着に近く、露出度が高い服装はビジネスに相応しくありません。

肌を露出した服装

キャミソールやシースルーなどの服装や胸元が大きく開いているような衣類は控えます。ブラウスなどの落ち着いた雰囲気のある服装にしておきます。

濃いメイク

目を強調するようなメイクやラメが入ったメイクなど、濃い化粧は避けます。顔の表情を明るく見せたりするようなメイクアップ術を使うようにするといいです。化粧が落ちてしまったりしたら、化粧直しをして、清潔感を保ちます。

派手な髪の色

赤や紫、金髪などの派手なカラーリングに髪を染めるのは避けます。黒やアッシュブラウンなどの明るい茶色やオレンジ色が入った若干明るめのカラーにしておくのが良いです。

派手な指輪やブレスレット

高価な指輪やダイヤモンドなどの宝石が大きい指輪、指全部に指輪をすることは避けます。ブレスレットは、仕事の邪魔にならない程度の大きさにします。パソコンやデスクワークなどで当たって傷ついたり、壊れたりすることもあります。

 
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あとがき

一般的な会社・企業で働く上での基本的なスタイルは「ビジネススーツ」を着ることです。その中で、シャツや靴・鞄・ネックレスやピアスなどのアクセサリーなどでオシャレをするといった方法がいいです。

さりげないオシャレをするほうが周囲に好印象を与えますし、清潔感を保つことが一番大切なことです。

髪型・メイク・指先の手入れ・洋服・鞄・アクセサリー・靴など、ちょっとしたポイントでオシャレをしてさり気なくアピールするといいです。